歯周病治療

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歯周病は早期発見・早期治療が大切です

歯周病は早期発見・早期治療が大切です

歯周病は歯ぐきの腫れからはじまり、進行するにつれ歯を支える組織を破壊していき、歯ぐきの骨を溶かしていくので、治療せずに放っておくと歯を失うことにつながる怖い病気です。高齢者がかかる病気と思われがちですが、実は歯周病の症状は20代や30代の方にも軽い歯周病の症状が見られることがあります。

東京都足立区、綾瀬駅西口から徒歩3分の歯医者「相原歯科医院」では、歯周病治療に力を入れています。「歯ぐきが腫れている」「歯ぐきから出血する」「口臭がきつくなった」「歯がグラつく」などの気になる症状がありましたら、なるべくお早めにご相談ください。

歯周病とは

2005年の8020推進財団(※)の調査によれば、日本の成人が歯を失う原因は、虫歯を抜いて歯周病が第1位であると報告されました。歯周病も虫歯と同じように初期段階ではほとんど自覚症状が現れません。そのため静かにゆっくり進行していきます。日本の60歳以上の方の半数は中等度の歯周病にかかっているといわれるほど蔓延しているのです。
※「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動を推進する公益財団法人

歯周病の進行
進行ステージ 症状など
健康な歯ぐき
健康な歯ぐき
健康な歯ぐきはピンク色をしています。歯と歯ぐきの溝の深さも1~3mm程度で、「歯肉溝」といいます。
初期の歯周病
初期の歯周病
歯周病が進行すると歯ぐきが腫れ、歯と歯ぐきの溝が深くなっていきます。プローブといわれる器具で深さを測ると4mm程度です。初期の歯周病には、歯肉が腫れている歯肉炎と歯を支える顎の骨が少し壊された初期段階の歯周炎が含まれます。
中等度歯周病
中等度歯周病
さらに歯周病が進行して歯を支える顎の骨が半分以上溶かされた状態です。歯がグラつき、口臭もかなりきつくなります。まだ歯周外科の処置により歯を残すことができるかもしれません。すみやかに治療をはじめましょう。
重度歯周病
重度歯周病
歯周ポケットが8mm以上になってしまっている状態です。「垂直的に動いてしまう」「歯根と歯根の間に貫通するような水平的なポケットが生じてしまっている」場合などは、抜歯が選択されます。

※表は左右にスクロールして確認することができます。

歯周病検査について

歯周ポケット検査

歯周ポケット検査

歯周病の進行とともに深くなる歯周ポケットを、プローブという器具を使って計測することで歯周病の進行度合いを確認します。

歯の動揺度検査

歯の動揺度検査

ピンセット状の器具を使って歯の動揺度を確認します。どの方向にどのくらい動くかによって歯周病の進行度合いをチェックします。

レントゲン検査

レントゲン検査

歯を支える顎の骨の状態を確認できるのがレントゲン画像です。顎の骨の形状や密度などを診断します。

細菌検査

通常の治療法では治らない、一部の特殊な歯周病に対して、PCR法という方法でポケット内の細菌を検査し、抗生剤を処方する方法を併用します。

歯周病の治療方法

初期の歯周病の治療
スケーリング
スケーリング
歯の表面に付着した歯垢や歯石を「スケーラー」という専用器具を使って取り除きます。歯垢や歯石の除去が歯周病治療や予防の基本です。
ルートプレーニング
ルートプレーニング
スケーリングでは落としきれない歯周ポケットの奥の歯垢や歯石を「キュレット」という器具で落とします。仕上げに歯根の表面を滑らかにして、汚れの再付着を防ぎます。

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中等度・重度歯周病の治療
外科処置
フラップ手術
フラップ手術
局所麻酔をしてから歯ぐきを切開し、歯根を露出させてから、歯根面に付着する歯垢や歯石を除去します。そのあとで歯肉を縫合します。

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再生療法
エムドゲイン
エムドゲイン
局所麻酔後、感染部位を除去してから、「エムドゲインゲル」という歯が生えてくる際にはたらくタンパク質の一種からつくられた歯周組織再生誘導材料を塗布して歯周組織の再生を促します。

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歯肉移植
CTG
CTG(結合組織移植)は、歯ぐきが痩せて薄くなってしまったときに、上顎の口蓋から結合組織を採取して必要な部分に移植する方法です。
FGG
FGG(遊離歯肉移植)は、歯ぐきが下がってしまった部位に、上顎の口蓋から上皮がついた組織を採取して、必要な部分に移植する方法です。

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歯周病はしっかり治せます

歯周病は再発しやすいが治せる病気です。虫歯のような強い痛みは現れませんが、決して自然治癒はしないのできちんと治療する必要があります。歯周病の治療や予防の基本は歯垢や歯石をしっかり落とすことですので、毎日のセルフケアが欠かせません。汚れを落とさずに、抗生物質などの薬品を使っても治らないのです。

歯のクリーニングが不十分なままでは歯周病は進行してしまいます。他院で治療を受けても改善しない場合は、手遅れになる前になるべく早く当院にご相談ください。また歯周病以外が原因で歯ぐきが下がってしまった場合の歯ぐきの移植も可能です。まずはお気軽にご相談ください。