骨を増やしてインプラントできます
インプラントは歯ぐきの骨の中に埋め込むものですが、上の前歯の場合は特に、骨が薄くてインプラントを入れる骨の厚みが足りない場合があります。
そんな場合もインプラントをあきらめる必要は全くありません。
骨を増やしてインプラントを埋め込むことが可能だからです。
GBRといわれるテクニックで、1990年代から確立している安全で確実な方法です。
成功率は通常のインプラントとほぼ変わりません。
よく他の歯医者さんで、骨が薄いのでインプラントはできないと言われた、と仰る患者様がいらっしゃいます。
そのような方は当院にご相談ください。
骨が薄くて、インプラントが露出しています。
ここに骨と結合して骨と同じ様に機能してくれる材料を置き、膜を置きます。
治療終了後です。
実際の治療の流れとしては、手術後仮歯で6カ月ほどおき、再度切開してインプラントと直結する仮歯に替えて、その1か月ほど先にセラミックの人工歯を作ります。
手術の前には、いつものようにCTと口腔内スキャナーで診断してサージカルガイドを作ります。
サージカルガイドについては、別のブログ記事をご参考下さい。
当院のインプラント治療 コンピューター・ガイデッド・サージェリー|ブログ (aihara-dental.com)
このような骨を作るケースこそ、サージカルガイドが重要になってきます。
術前にそのようなことが診断できるので、それがちょっと怖いなと思う方はブリッジなど他の方法を検討しても構いません。
インプラントが全てではありません。
しかし素晴らしい治療法です。
インプラントを希望する方には骨が薄くてもあきらめずに済みます。