医療従事者の為のアンガーマネジメント講座②
こんにちは!
本日は、相原あすかさん*を講師に招き、月に1回スタッフを対象に行っている【組織力向上セミナー】についてお話ししたいと思います。
第5回目となる今回は、前回の続きとして<アンガーマネジメント講座②>を行いました。
今回の講座は
第1部 アンガーマネジメント診断の振り返り
第2部 怒りの性質のメリット・デメリット
第3部 具体的な事例を用いてのアンガーマネジメントの応用
の3部で構成されています。
それでは、各部の内容についてお話ししたいと思います。
*1月16日のブログで、講師である相原あすかさんの経歴と第4回の講座内容を記載しておりますので、そちらもご確認ください
第1部 アンガーマネジメント診断の振り返り
まず第一部の【アンガーマネジメント診断の振り返り】では、セミナー前に各自行ったアンガーマネジメント診断を基に、自分にはどのような怒りの傾向や特徴があるのかを把握しました。
怒りの特徴には「怒りの強度」「怒りの持続性」「怒りの頻度」「怒りの耐性」の4つがあり、各々の性質は以下の通りです。
「怒りの強度」 怒った時にどの程度強く怒るか
「怒りの持続性」 怒った時にどの程度の期間怒りを持続させるか
「怒りの頻度」 どの程度の頻度で怒りを感じるか
「怒りの耐性」 どの程度怒りやすいか
怒りの強度・持続性・頻度に関しては中間が、怒りの耐性に関しては耐性が高い方がいいという判断になります。
ちなみに、、、私の場合は怒りの診断が全て標準でした!(笑)
「確かにあまり怒らないような・・・」と思いつつも、「怒るときはハッキリ言うしな・・・と、自分の怒りにどういう特徴があるのかについて客観視できるとてもいい機会でした。
第2部 怒りの性質のメリット・デメリット
この部では、怒りの性質のメリット・デメリットについてグループワークを行いました。
先程記載した、怒りの4つの特徴にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
例えば、怒りの強度が高い人は、怒りを感じるときに必要以上に怒ってしまう傾向があるので、相手にコミュニケーションの取りにくさを感じさせてしまうことがあります。一方、怒りの強度は低い人は、怒るときにちゃんと怒れていないので「あの人ならこんなことしても怒らないだろう」となめられてしまう傾向にあります。
怒りの強度が高くても低くても、自分や他人に気を遣わせ、人間関係の構築に悪影響を及ぼします。
今回のグループワークで各々の怒りの弱点が認識でき、今後人間関係を構築していく上で生かしていきたい内容となりました。
第3部 具体的な事例を用いてのアンガーマネジメント応用
今回で前回から行っていたアンガーマネジメント講座は終了となります。
最後に歯科における患者さま対応にアンガーマネジメントのスキルがどう生かせるのかについて考えました。
具体的に、過去実際に起きた事例についてついて話し合いました。結果、今後どのような態度や言葉で対応していくかについての共通認識が生まれました。
今回でアンガーマネジメント講座が完結しましたので、次回は今まで5回にわたり行ってきた「組織力向上セミナー」の総括を行います。
また後程ブログにてご報告いたします!