当院では口腔内スキャナーとCTを用いてインプラントの診断をしています
こんにちは、歯科衛生士の齋藤です。
今回は当院で行っているインプラント治療前の診断方法について紹介したいと思います。
インプラント治療とは、歯を失った部位にチタン製の人工の歯根を埋入し、その上に人工の歯を被せる外科治療です。
実際の手術では、歯医者が見えない骨の中をフリーハンドで削り、インプラントを入れます。
そこで当院では専用のシュミレーションシステムやサージカルガイドを使用し、安全で確実なインプラント治療を行っています。
サージカルガイドとは
サージカルガイドとは、正確な位置に安全にインプラントを埋入できるよう使用する、マウスピース状の器具です。
CT撮影をし、骨の状態や神経との近さ、インプラントの埋入角度などを把握したのちに、専用のシステムを用いてサージカルガイドを作製します。
サージカルガイドにはスリーブ(筒)が付いていて、そこに器具を通せば簡単に、正確にドリリング(骨にインプラントを埋入するための穴をあけること)することができます。
当院でのインプラント治療の流れ
①口腔内スキャン・CT撮影
口腔内スキャナーを用いてスキャンしたデータとCTのデータを重ね合わせることで、理想的な咬み合わせになるような位置にインプラントを埋入することができます。
また、専用のシュミレーションシステムを用いて、インプラントを埋入する角度や位置を事前にシュミレーションします。
➁カウンセリング
データをもとに、患者様に治療計画、シュミレーション内容をお話します。
不安に思っていることなど、なんでもお話ください!
③インプラント手術(約2時間)
④数ヶ月後、インプラントのスキャン・セラミック人工歯の製作
⑤人工歯のセット
⑥メインテナンス
不安や緊張が大きい方は、静脈内鎮静法下での手術も行っています。
鎮静薬を点滴で静脈内に入れ、眠っているようなリラックスした状態で手術を受けることができます。
歯医者で歯を抜くしか方法はないと言われた…
歯が抜けてしまって、今後どういった治療を選択すればいいか迷っている…
患者様にとって最適な治療はなにか?を一緒に考え、手助けできればと思います。
ぜひご相談ください!